SE構法

SE構法とは、地震国日本を安全・安心に暮らしていくために開発された耐震構法。
従来、鉄骨造やRC造において主流だった柱と梁を剛接合し強固な構造躯体を作り上げるラーメン構法を木造住宅に取り入れた構法です。
耐震性と設計の自由度が高く、高い安全性を確保したまま柱や間仕切り壁の少ない開放的な空間を実現できます。

木造住宅最大の大空間・大開口

在来工法の壁量計算は、簡易重量算出法によって建物の重量を算出し、必要となる壁量をチェックするものです。この在来工法の耐力壁の最大耐力は、壁倍率5倍(約9.8kN/m)です。

一方、SE構法の構造計算では、建物全体の詳細な重量を算出し構造計算を行います。このSE構法の耐力壁の最大耐力は約27.4kN/m(壁倍率14倍相当)です。

在来工法の場合、多くの耐力壁を均等に配置しなければなりませんが、SE構法は強固な耐力壁を用いることができるため、建物全体として必要となる耐力壁を在来工法と比べて減らすことが可能です。

SボルトとSE金物の採用

SE構法では業界で初めてSボルトとSE金物を全棟採用しています。Sボルトは表面に凹凸加工を施し、木材にねじ込むことで引張剛性を格段に向上させます。通常のボルト対し、Sボルトは2倍の強さ。独自開発のSE金物はほかの金物では実現できない強度を確保するとともに柱梁の断面に欠損が起きにくく、構造的にも高い安全性を誇ります。
Sボルトと高強度のSE金物の組み合わせによりラーメン構造を実現し、また1階部の大開口やビルトインガレージの設置といった高い強度を要求されるプランにも対応可能となります。

SE構法の接合システム

在来工法の柱と梁は接合部に強度がほとんどなく、骨組みだけでは簡単に崩れてしまうため筋交いという斜め
材を入れますが、地震時には接合部が破壊する恐れがあります。柱と梁の接合部にSE金物を用いる接合システムは在来工法と比較して、断面欠損の少ない強靭な接合部を生み出すことができます。
また、在来工法では土台の上に柱がのっているため地震時の大きな揺れで柱が引き抜かれる心配がありますが、SE構法では柱脚金物を高強度なアンカーボルトで基礎に直接接合するので地震などの横からの力に強い接合システムとなっています。

プランの変更も容易

このようにSE構法は、在来工法とまったく同じプランであっても必要な耐力壁が少なく、またその最小幅も在来工法は600mmのところ、SE構法は455mmとみじかく、さらに耐力フレームを併用することができます。このため、在来工法と比べて格段に自由度の高い設計が可能であり、竣工後のプラン変更も容易です。

SE構法の詳細はこちらをご覧ください

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